栃木県で生まれ、生後間もなく東京都板橋區(qū)に移り住む[1]。小學校に入學して劇団若草へ入団する[1]。1961年の日活映畫『あいつと私』やテレビドラマに出演する傍ら『女學生の友』など少女雑誌のモデルとして活躍。1964年に東寶へ入社し、『今日もわれ大空にあり』に出演する。東寶は內(nèi)藤洋子と共に青春スターとして売出しを図るが、どちらかといえば陽の內(nèi)藤に比べると物靜かで健気な役が多いためか陰の印象もあって、地味な助演が続いた。しかし、テレビでも出演した夏木陽介主演の青春學園シリーズの映畫版『これが青春だ!』『でっかい太陽』『燃えろ!太陽』でメインの女子高生として出演。清純な女子高生役はさわやかな印象を殘し、1967年度制作者協(xié)會新人賞を受賞するなど注目を得る。1968年には、初の主演作『めぐりあい』の成功で東寶の看板女優(yōu)として認められ、ワコちゃんと呼ばれて人気を得る。以降、若大將シリーズ社會人篇でのヒロイン?節(jié)子役や『日本の青春』等の話題作にも主演した。長らく清純派女優(yōu)と稱されていたが、女優(yōu)としての幅広さを求めて1976年の『妻と女の間』では、一時の愛に溺れる平凡な人妻役など過去のイメージを払拭するような激しい役をするようになる。同年、東寶を退職しフリーとなりテレビドラマに活躍の場を移し、主役から助演まで、清楚な役から悪女まで幅広い面で活躍している。